放送から2日経ち、少しだけメンタルが回復してきたぺごぱです。(でも少しだけです)
ep14はミンチェのシーンから始まりました。お母さんの日記の続きが気になりついにはついには「ペク・イジン、ナヒド」でネット検索してしまうのです。時代は切り替わり2009年へ。現れたのはアンカーとなったイジンと中継でインタビューを受けるヒドの姿。マドリード・プラハ・サンフランシスコと3連覇したようですね、ヒド。一番大変だった試合は?と聞かれ、2001年のマドリードだと答えるヒド。そして2001年の決勝シーンに移り、そこにはロシア代表として出場するユリムと韓国代表のヒドが。そのまま時代は2000年に戻ります。
ジウン・ユリム・スンワンが飲んでいるところに手をつなぎ登場するイジンとヒド。みんなにイジンと付き合うことなったことを公表です。この5人のシーン、わちゃわちゃしていて楽しくて可愛くて大好き。この5人をずっとずっと見続けていたいの。
さてここからなんです。ep14はユリムの回です。ユリムのお父さんが交通事故を起こしてしまって、相手が重傷になるのです。またしてもユリムのお家はお金が必要になるわけで。何話かでユリムのお父さんがトラックで帰宅しているときに「これ、事故るんじゃない?」ってみんなが思ったシーンがありましたよね!!韓ドラを観ていると自然に身につく前振りシーンを察知する能力・・・でもその時は無事に帰宅したんですよね。なのに、ep14でやっぱり事故るんか・・・と。ここへの振りだったのですね。
両親も険悪になり辛いユリムが向かったのはヒドの所でした。以前は一人でプールに飛び込み泣いていたユリムだったけど、もう飛び込みはしないってヒドと約束したから。そして、ロシアに帰化する決意をヒドに話すのでした。(お金がたくさん必要なのです)以前国民に非難され、その苦しみを知っているヒドですから、帰化することで同じ経験をさせたくないと、違う方法はないのかとユリムに聞きます。でもユリムは言うのです。
「他人はどうでもいい。他人の為にフェンシングはしてない。フェンシングは家族を守る手段なの。」
こう言われると何も言えないヒドでした。ユリムは何でこんなに不幸が重なるの??ユリムのご両親だってすごく良い人なのに、ユリム家族を思うと胸が痛くなる。ただ、家族を助けるためにフェンシングをするユリムって一見可愛そうに思われそうですが、もし自分がユリムの立場だったら、私には家族を守れるフェンシングがあって良かったって心の底からホッとすると思うのです。だからユリムの決断に理解はできるのだけど。帰化って話が多きすぎますけどね。ユリムには絶対幸せになってほしいよ!
そんな中、ユリムを取材し、報道しなくてはいけなくなったイジン。他でもない身内のユリムの悲しい事実を1番にテレビのニュースで発表したイジンは心がボロボロになっていました。決心するまで、決心してから、そしてその後の重く複雑な心境をナム・ジュヒョクが魅せます。ナム・ジュヒョクのこの手の深い悲しみの演技はもう涙なしでは見られないし、見てるこっちの心臓に強く響いて届くのですよね。「大切な人たちを失望させて不快にさせることです。でも、僕はできます」先輩の前で決心を言葉にするイジンはとても孤独に見えました。
悲しいep14の中でも素敵な演出が炸裂していたのですが、私はユリムの送別会のシーンで号泣。
みんなでスンワンオンマの手料理を食べているときに、ユリムが「メダルを取って賞金を稼ぐことが幸せだとずっと思っていたけど、メダルも賞金もこんな幸せをくれなかった」と言うのです。お金を稼いで家族を支えることだけが幸せだと思っていたユリムに友人や恋人と過ごす時間という新しい幸せが増えていて、そのことをみんなに伝える姿に泣けました。食後にはみんなからユリムにロシア語の辞書と自己紹介文にハングルの読み仮名をふってプレゼント。これがまた、自己紹介文という名のユリムへの応援メッセージなんです。
ユリムの自己紹介
私はコ・ユリムです。世界最高のフェンシング選手です。家族を何よりも愛しています。私にはたくさんの友達がいます。私は意外と怖い人間です。でも優しくて義理堅くもあります。私にはムン・ジウンという彼氏がいます。私はやり遂げる人間です。いつもそうだったから。
こういう一つ一つのシーンが本当にありがたくて、2521愛が深まるのですよね。
ヒドたちが盛り上がっているときに帰宅したイジンでしたが、部屋には入れず家から離れる。
そのころ部屋の中ではテレビからユリムのニュースが流れるのでした。他でもないイジンのリポートで激怒するヒド。すぐさまイジンを探しに行って怒鳴りつけるのです。やるべきじゃなかったと。イジン辛い。(でも悩める姿もイケメンなナム・ジュヒョク)
韓国を出る前のこと、ユリムがヒドに見せた本音も良かったです。「本当は行きたくない。ずっと韓国にいたい。韓国選手として戦いたい。一緒に韓国代表でいたい。」この言葉を受け止めることができるのはヒドだけですよね。
そして出国の日、一人だけユリムの出国の日を知らず遅れて知らせを聞いたジウンが、苦手な車の運転をして空港に駆けつけるのです。空港内ではまさかのスケボー移動。これって初めて学校でユリムと会って話したときのシュチュエーションじゃないの!!って思いましたよね♬こういうところが好き、2521。ジウンかっこよかったなぁー
ユリムの送別会の帰りに、私を待たないで、あなたを不幸にする、と言われから言葉を返せていなかったジウンが空港で言いました!
「僕は君を待つし会いに行く。絶対に耐える。他の女となんか絶対に付き合わない。だから君も他の男と付き合うな。君が僕を不幸にさせるとしても、別れない。一緒に不幸になる。」
ヒドのアドバイス通り、自分勝手に言ったジウンの言葉はユリムに届きましたね!
一緒に幸せになろうと言うヒドとイジン、一緒に不幸になるというユリムとジウン。どちらも愛ですね。
ep14ラストシーンはイジンというかナム・ジュヒョクよ、約3分無言で歩くシーン(台詞がなくても引きつけられる!)でどんだけ感情を揺さぶってくるんですか。本当にすごい子なんです。たくさんの人に2521のナム・ジュヒョクを見てほしいです。
そして普通ならこんだけ魅せられたら続きはまた来週ってなりそうなところ、終わらないのが2521。とんでもないシーンに繋げて終わってしまいました。
話は2009年のスタジオに戻ります。イジンとヒドが中継で話しているのですが、二人とも目がうるうるしていて絶対何かあるでしょっていう表情。そしてあの大事な台詞のぶっ込み。
どこにいてもあなたに届けてあげる。私が行くから。待ってて。
これはイジンがソウルを離れて辛いときに、何度も何度も公衆電話で聞いていたヒドからのメッセージ。この言葉で辛さを乗り越えたんでしょ、イジン・・・
なのに、最後の言葉が「遅くなりましたが、ご結婚おめでとうございますナヒド選手」って。ペクイジンどういうこと?????
制作発表のときにテリちゃんが、「注目すべきなのは、”もう過ぎていったこと”だ、永遠なものはないけど、その瞬間はとても輝かしい瞬間だったという儚さも感じられるドラマです」と言っていて
薄々、なんとなーく、そうだとは思っていたけど、正に今まで見てきたストーリーの一瞬一瞬が最高に輝いていて、私の中では永遠に続いていて欲しい5人の関係なので”もう過ぎていったこと”にできる精神状態にないのです。泣いても笑っても今週末には結末を知ることになる我ら。今からどんな結末でも受け止める気持ちを作りましょう。取り越し苦労で終わればなお良し。ただ、どんな終わり方にせよ、ここまで夢中にさせてくれた二十五、二十一というドラマには盛大な拍手を贈りたいと思います!(まだ終わってない)