私の解放日誌　（My Liberation Notes)

毎週深い余韻を残して楽しませてくれたドラマが終ってしまいました。

人から愛されもせず、嫌われもせず、幸せでもなく、不幸でもない。平凡すぎる人生を何となく生きているだけ。そんな単調な毎日から抜け出す時がやってきた。

Netflix公式サイトより引用

JTBC　２０２２年４月９日から５月２９日土日放送（Netflixも同時配信）全１６話

イ・ミンギ、キム・ジウォン主演　ソン・ソック、イ・エル他
キム・ソクユン監督
パク・へヨン脚本家
ソウルから遠く離れた田舎に住む三兄弟が、何の変哲も無い日常から幸福を求めていく解放日誌です。
「幸福蘇生」の過程を描いたということで、向かう先にはハッピーが待っているはず！
（２５２１ロス民の心を癒やすのにちょうど良い温度感とも言えるような気がしています）

こちらは、ドラマ「まぶしくてー私たちの輝く時間ー」の監督と「マイ・ディア・ミスター～私のおじさん～」の脚本家コンビの作品です。この２作を視聴済み且つはまった方は、間違いないと確信して挑めるドラマだと思われます。ぺごぱは確信組です！
まぶしくて・・・またナムジュヒョクを思い出します・・・（まぶしくてのジュヒョクもすっごく良いのでぜひ観て欲しいです）

俳優イ・ミンギが夢も欲望もなさそうな次男ヨム・チャンヒを演じる。女優キム・ジウォンが無彩色の人生から解放を望む末っ子ヨム・ミジョン、イ・エルが愛のない人生が苦しい長女ヨム・ギジョンに扮する。田舎町にいつ北かも分からないミステリアスなよそ者で、幸せになると不安な男ク氏をソン・ソックが演じる。

WoW！Korea記事引用

２話まで観たぺごぱがおすすめ認定していて笑えました☺

人物相関図

人物紹介

全話見終わっての感想（ネタバレなし）

３兄弟がそれぞれ個性的ではあるのですが、言ってることが群を抜いて不思議だったのが末っ子ミジョン。難しい役どころだったと思うのですが、キム・ジウォンちゃんがとても魅力的に演じていました。言葉のチョイスが哲学的で、それがまたミジョンの特別感を引き立てていて良かったです。
長女のギジョンは愛されたい子。彼女もまた別の変わった感覚の持ち主で素直で可愛かった。
そしてチャンヒ。彼もやっぱり独特の感性があるのですが、一番現実的ではあったかな。（イ・ミンギさんの演技が本当に素晴らしい）
脚本家さん、なんでこんなキャラクターを書けたんでしょうか・・・・凄すぎる・・・・
１度見終わったあと、どのキャラクターかに注目して見返してみるのもいいと思います。それぞれが個性的でそれぞれが自分の軸を持って解放に向かっているので一人を追っていくのも面白いと思います！それぐらい脚本が作り込まれていて、何回か観ないともったいない気がする作品です。
最後にク氏。いやぁ～素敵だった！！このソンソックさんは見て損なし！！
ぺごぱが最初に予想したとおり、大好きな作品になりました。また今までにない、且つ質の高い韓国ドラマに出会ってしまいました。言葉の意味や、敢えて語らないが裏に隠されてた意味を考えたりするヒューマンドラマ好きの方は必見！
ちなみにロス確実だと思っていたのに、思いがけず、気持ちがスッキリしています。最終話が本当に素晴らしくて、きっとぺごぱも解放に向かう光を登場人物たちと共有したからなのかなぁ。こんな感覚も初めて。Thanks　解放日誌。楽しませてくれてありがとう。

OST

ちょっとだけご紹介しますが、OSTも雰囲気があってドラマのイメージにぴったりでした。